2005年08月11日
塩らーめん あいうえお
ということで、飲んだ後のシメはあいうえおの「四郎らーめん」だ。なお、バーのほうであいうえおのラーメンは食べられないそうである。これはバーでチャージを取っている関係らしい。
四郎らーめん(850円)
さて、「四郎らーめん」とは二郎をインスパイアした「三郎らーめん」の塩バージョンとのこと。三郎は水曜日限定だが、こちらは木曜日限定。具はほぐした肉、茹でたもやしとキャベツ、刻みニンニク。チャーシューが違う以外は三郎らーめんと同じ構成だ。肉は前回食べた「チャーシューまぶし丼」に入っていたものと同じようだ。食感的にはシーチキンとか鶏の笹身に近いが、これは豚肉なのだろうか。
麺は黄色い中太麺。前回の三郎らーめんよりは少し太いような気がしたが、もしかして気のせいかも。そしてスープはなかなかコクのある塩味。三郎らーめんは正直なところ二郎の模倣の域を出ていないような気がしたが、これは二郎の要素をうまく自分のフィールドに取り込んだ一品に感じた。さすが塩らーめん専門店だけある。今度はレギュラーメニューも食べてみないと。
沖縄ダイニングBAR夏だもんっ
「塩らーめんあいうえお」の店先に期間限定で出店しているという沖縄バーへ行ってみた。目黒駅から通り慣れた道を歩き山手通りへ。目黒二郎の前を通ると、待ち客は店外に1名のみ。思わず列に並びたい気持ちを抑えて通過する。
そして18時50分頃にあいうえおの前に到着すると、まだラーメン屋もバーも営業していなかった。一応メールで19時前後に行く旨は伝えてあるので大丈夫だとは思うが…。
と思う間もなくあいうえおの店主とバーの店員らしき2名が、山手通りを中目黒方面からやって来て無事に開店。バーはあいうえおの店先のウッドデッキ部分を使用していて、ござに6席、椅子席3席、そして山手通りの歩道上に3席ほどというキャパシティ。ちなみに雨が降ったらどうするのかと思っていたが、一応簡易的な屋根が付いていた。
早速席に着きオリオンビール、ラフティー、チキンチーズタコライスを注文する。そして「ヤギお通信」というこの店のメルマガに登録するとサービスとして提供されるオリジナルカクテルも合わせて頼んでみた。今回は2人で行ったので、「波人(なみんちゅ)」と「波姫(なみひめ)」を1杯ずつ出してくれた。
オリオンビール(600円)
左/波人(
右/波姫(
ラフティー白味噌仕立て(800円)
チキンチーズタコライス(1300円)
続いて泡盛の「残波(ざんぱ)」と「ゴーヤちゃんぷる」を注文。
残波(700円)
ゴーヤちゃんぷる(750円)
バーのほうの店員は基本的に酒担当のようで、料理はほとんどあいうえおの店主が作っているようだ。そのためか料理が出て来るのは遅め。BGMは最初は日本語の歌がかかっていたが、途中からキャロル・キングに。沖縄音楽じゃないんだね。ただし山手通りの騒音であまり聴こえなかったが。
なお、いつまで営業しているのか訊いたところ「9月いっぱい」とのこと。来年は営業しないらしい。帰りにカクテル無料券付きのチラシを貰う。これはあいうえおの客にも渡していたようだ。
2005年08月10日
久保商店
久保商店へ2回目の訪問。12時15分頃到着すると、店内には先客10名ほどとなかなかの入り。まずは食券を購入。なんだか夏季限定で「冷しラーメン」を始めたみたいなので、これにしてみよう。
冷しラーメンは「ラーメン」の食券を買って「冷しラーメン」と告げる方式。冷し系は手間がかかるため高めの価格設定のところが多いが、ここはラーメンと同額の600円だ。ただし中盛、大盛は無し。また、味玉以外のトッピングも不可。これはおそらくニンニクとかニラとか玉ねぎなどは、冷しラーメンには合わないということなのだろう。
そして「梅しそごはん」(150円)、「杏仁豆腐」(120円)、「ウーロン茶」(100円)の食券も合わせて購入。これだけ買っても1000円以内だから、わりとリーズナブルだ。券売機の上に名刺型の営業案内が置いてあったので1枚貰う。見ると現在は木・金が定休日になったようだ。金曜定休のラーメン屋って比較的珍しいかも。
店員に案内されてカウンターへ着席。店員は黒縁メガネでヒゲの店主と女性2名の計3名。前回来た時とは若干店員の構成が違っていた。BGMはサザンオールスターズ。
まずはすぐにウーロン茶が登場。水と同じコップに入っていて氷入り。
ウーロン茶(100円)
しばらくすると梅しそごはんが登場。続いて冷しラーメンが登場した。
冷しラーメン(600円)+梅しそごはん(150円)
ラーメンの具は、短冊状に刻んだチャーシュー、コーン、メンマ、もやし、キャベツ、白髪ネギ、刻み海苔。麺はラーメンと同じものと思われる中太麺。スープはおそらく鶏ガラベースの醤油味で、少し酸味や辛味がある。当然スープと麺は冷やしてある。店内の説明書き通り、冷麺に近い味わいだ。
サイドメニューの梅しそごはんは、梅味の漬物と刻み海苔がご飯の上に。量は普通の茶碗1杯分程度。漬物がわりと酸っぱめで夏向きなメニューだ。
食べ終わる少し前に杏仁豆腐が登場。ラーメン屋でデザートを食べるのは、ぽっぽっ屋トリトン店以来になるな。しかし男性がこんなのをチマチマ食べてるのってなんか恥ずかしいね(^^;)。なお、もう一品「豆乳プリン」というのがメニューにあったが、今日は売切表示になっていた。
杏仁豆腐(120円)
食べ終わる頃には先客は全員帰り、客は私だけに。こういう立地だと結構客の波は大きいのかもしれない。今日は蒸し暑かったが、汗をかかずにさわやかに退店。最近二郎の訪問頻度が落ちてるが、正直言ってこの時期に二郎で熱いラーメンは私にはキツイっす(^^;)。
2005年08月09日
背脂醤油 のあ
渋谷の「のあ」へ2回目の訪問。11時45分頃到着すると、なんと先客はゼロ。この前は並んでいたのに、今日は一転してガラガラだ。来る途中で見た「やすべえ」には、20人くらい並んでいたんだけれど。
まずは食券を購入。前回はラーメンを食べたので今回はつけ麺を。つけ麺は並(220g)、中(330g)、大(440g)が全て同額の700円だ。大でもいけると思うが、一応無難に「つけ麺(中)」をチョイス。
券売機はまだ新札未対応で、セルフ両替システムが相変わらず稼動中。なお、現在は「鶏ラーメン」に代わって「渋谷豚骨」というメニューが、平日昼の部以外で限定提供されているようだ。
店員は店主1人のみ。BGMは巨大なテレビから前回同様JNNニュースバード。そのうちぽつぽつと客がやって来ていつの間にか満席に。そしてカウンター後の待ち席も一杯になっていた。昼休みになって近隣の会社員がどっとやって来たようだ。セルフサービスのキムチをつまみながら出来上がりを待つ。なんかビールが欲しくなるな〜(^^;)。
さて、出来上がった。まずは麺の丼が。続いてつけダレが登場した。
つけ麺(中)(700円)
麺はキムチが入っているのと同じ、わりと深さのある丼に。一方つけダレは茶碗のような小さい丼で出て来た。その小さい丼の中には、具がぎっしりと詰まっている。具は巨大チャーシュー、大判の海苔3枚、メンマ、刻みネギと、ラーメンと同様の構成。チャーシューは無理やり折り曲げて入れてあるよ(^^;)。
つけダレは特に酸味、甘味、辛味等は無く、ラーメンのスープを濃くしただけのような印象。ただしラーメンと較べると、背脂の量はかなり抑え目のようだ。
とりあえず麺を入れるスペース確保のため、チャーシューと海苔を麺の上に移動。チャーシューはこれで全部ではなくて、まだつけダレの中に角煮1個分くらい破片が残っていた。すごいボリュームである。
麺はラーメンのものとは違うようで、若干太めなストレート麺。でもスープのこってりさに対して、麺が少し弱いような気がするなぁ。もうちょっと太いほうがいいかも。
最後にスープ割りを頼む。すると海苔1枚とネギがプラスされて出て来た。これはサービスがいいね。なお、つけ麺だとレンゲが付かないので、スープは丼から直飲みだ。キムチや七味、ブラックペッパーを適宜投入して飲み干した。
帰りに「やすべえ」の脇を通ると、相変わらず20人ほどの行列。ここってそんなに人気があるのか?
2005年08月05日
ラーメン二郎 新小金井街道店
前夜、野猿二郎から一通のメルマガが。
8月5日と6日、新小金井街道店にて真夏のつけ麺(1000円)販売します。らいす付いてまーす☆ 麺食べ終わったら入れて食べてみて下さい!30食限定です(^_-) さて、何味でしょう?? 食券番号は38番です。
こっ、これは万難を排してでも行かねばっ! しかしまさかこういう形で野猿の限定メニューが出て来るとは思わなかったな。ということで武蔵小金井へ。いつもは徒歩で店に向かうのだが、今日は暑さに負けて久しぶりに「中大循環」のバスに乗車する。
そして「プール前」で下車しようとすると、バスが二郎の手前でいきなり右折。一瞬乗るバスを間違えたかと思ったが、右折した先にプール前のバス停が。以前は二郎の向かいあたりのバス停に停まったはずだが、行き先によって停まる場所が違うのか? たしか以前も中大循環に乗ったと思うのだが…。
そんなこんなで店へ着くと、既に並んでいる人がいる! 実はかなり早めに着いたと思っていたが、上には上がいるもんだ(^^;)。しばらく並んでいると、小金井二郎のおばちゃんがスクーターで登場。と思ったら、今度は店主が店から出て来て車でどっかへ行ってしまった。今日は息子に一日任せるのか、それとも限定メニューが終わる頃にでも戻ってくるのだろうか。
さらにしばらく並んでいると、91E。さんとゆーじさんが相次いで登場。そして定刻18時にシャッターが上がり開店。この時点で20人くらい並んでいたようだ。平日の開店時としては異例の並びだ。
まずは食券を購入。メニューを見ると限定の「真夏のつけ麺」がちゃんと書いてある。野猿みたいにメルマガ限定の裏メニューというわけではないようだ。これは小金井店の常連に対する配慮なのかもしれない。しかし何も知らないで今日来た客は、一体ナニゴトかと思ったんじゃないだろうか(^^;)。
ところでメニューからはいつの間にか豚ダブルが消えている。下のほうを見ると、「大変申し訳ありませんが、現在豚肉の大量仕入れが困難の為、しばらくの間W豚(以下読めず)」と書かれてあった。
今日の店員は野猿店主、おばちゃん(野猿店主の母上)、助手の3人体制。母子の並びを見るのはなかなかレアな機会だ。厨房を見ると普段は見られない炊飯器が置かれている。また、カウンターには野猿のものと全く同じ「お客様へのお願い(^o^)」が貼られてあった。
さて、出来上がったようだ。助手から「ニンニク入れますか?」と声が掛かったので「入れて下さい」とコール。そのあとおばちゃんからも「ニンニク入れますか?」と訊かれた。なんか普段と勝手が違って混乱しているようだ(^^;)。
真夏のつけ麺(ご飯付)(1000円) ニンニク
つけダレを見ると、なにやら茶色いペースト状のものがトッピングされているね。ちょっと食べてみるとこれはカレーだ。挽肉が入っていてキーマカレーっぽい。メルマガにライス付きと書いてあったので、カレー味を予想していたがまさに予想通りだったな。
続いてつけダレを一口飲んでみる。こちらは味噌味だ。今回のメニューを端的に表現すると、「キーマカレー入り味噌つけ麺」ということになるわけだ。実際にはそんな単純な味ではないけれど。味噌もカレーも辛みは無くむしろ甘口。
麺の量は一応念のため「小で」と頼んだが、いつもの小金井よりは多く見える。これは「小金井の小」ではなくて、「野猿の小」の量だったのかもしれない。
ブタはゴロンとした塊と細かい破片が入っていて、枚数の計測は不能。ホロホロとした食感で、いつもの小金井や野猿とも違う味わいのような気がした。しばらく食べ進めていると、ご飯が野菜用の小さい丼で登場。おばちゃんから「食後に入れて食べてね」と声を掛けられた。
麺を食べ終わったところで、つけダレにご飯を投入。カレーの混ざった味噌ダレとご飯は非常によく合う。以前いごっそうで味噌つけ麺のタレにご飯を投入したことがあるが、その時はちょっとタレが濃すぎてイマイチだった。しかし今回は最初からご飯を入れることを想定したものなので、それほどタレが濃くなくてベストマッチだ。テーブルの唐辛子を少し入れてアクセントを付ける。
二郎+ライスということで結構重たいのではと懸念していたが、食べ終わってみると意外と重くはなかった。さすがにスープまでは完飲しなかったが。しかし野猿店主の作る限定メニューはいつもレベルが高いな〜。スケジュールを調整してでも追いかける甲斐があるというものだ。
食べ終わって外に出ると、OJCの方々を発見。微妙な並び位置だったので心配したが、無事に真夏のつけ麺を食べることが出来たようだ。情報によると実際には30食以上用意していたらしく、かなり遅い時間でも大丈夫だったらしいね。