2005年01月17日

ラーメン二郎 仙川店

そろそろ再開では? という予感があったので自転車で仙川へ行ってみた。16時45分頃到着すると、この数ヶ月閉ざされていた筈のシャッターが半開きだ! そして店頭には八百屋からの開店祝いの花輪が! さらには周辺にスープの匂いが漂っている! これで予感は確信に変わった。

でも一体何時から開店なのだろう? たしか休業前は日曜のみ17時からで、その他の曜日は17時半からだったよな。店頭には営業時間の案内は特に無い。そこでとりあえず付近をうろつきながら時間を潰す。

そして17時ちょっと前に再び店の前へ戻ってみた。すると今まさにシャッターが開いて中から店員が! そこで店員に「再開したのですか?」と訊くと「そうです」という返事が。

ということで早速店内に入り、まずは券売機を見る。休業前とメニューも値段も全く同じだ。どうやら新規開店というのではなくて、あくまでも「再開」というスタンスらしいことがこのへんから読み取れた。

でも今回は個人的には一応初めての店という扱いにして、定石通り「小豚」(700円)の食券を購入。なお、券売機は休業前と同じもののようで、新札には非対応だった。店員は男性2名。

店主は顔の印象は無かったが、以前仙川店で助手をやっていた人らしい。そして助手のほうは、たしか先日関内で助手をやっていた人だ。なお、BGMは無し。

店主に「今日からですか?」と訊いたところ、「今日から正式営業です。ただし昨日の昼にちょっとだけ店を開きましたけど」との返答が。そ、それは知らなかった。ということは昨日は総帥も居たんだろうなぁ…。知ってれば行ったのにちょっと残念。

店内を見ると基本的に内装は休業前と同じ。壁には営業時間とトッピングの案内が掲げてあった。営業時間は17時半〜23時過ぎ頃まで(但し材料切れ終了)。これも基本的に旧仙川店を踏襲しているようだ。個人的には昼営業もやってくれると嬉しいのだが。なお、今日はたまたま早く開けたらしい。

そして定休日が記載されてなかったので訊いたところ、「今週は無休でやります。来週からは水曜を予定してます」とのこと。なおテーブルにはブラックペッパー、唐辛子、レンゲ。これも休業前と同じだ。

しばらくするとようやく2人目の客が。どうやら隣のカレー屋の人らしい。今回は事前情報が全く流れなかったので、ごく近い人か、たまたま通りがかった人くらいしか来ないんだろうな。まぁ最近の開店日のお祭騒ぎはちょっと異常だったから、このくらいのほうがいいのかも。

そうこうするうちに出来上がったようだ。店主から「ニンニク入れますか?」と声がかかったので「野菜ニンニク」とコール。


豚入りラーメン(700円) 野菜ニンニク

さぁ、遂に新生仙川二郎の登場だ! 興奮していたのか少し写真がブレてしまった(^^;)。盛りを見ると以前の仙川店よりも若干多そうだ。カラメコールはしなかったが、野菜の上から醤油ダレが掛けられていた。

まずは麺から一口。平縮れの太麺はまさに二郎。三田よりは若干細めのようだが旧仙川よりは太い。茹で加減はやや硬め。野菜はキャベツともやしがほぼ半々くらいで普通の茹で加減。

そして注目のブタは5枚入り。表面積は旧仙川よりも小さいが、厚さは新生仙川のほうが分厚い。脂身は無く、やや歯ごたえのある食感。おおっ、このブタの歯ごたえはまさに仙川二郎の復活だ! ただしそんなに硬いというわけでは無い。

スープは表面に油の層がありやや甘辛。背脂の破片も適度に浮かんでいた。今回はスープまで完飲。食べ終わった感想としては、旧仙川の味を踏襲しながらも、三田のテイストを加えたような味といったところか。とにもかくにも復活おめでとうございます。



この記事へのトラックバックURL