最近評判をよく聞く「TETSU」に行ってみた。
千駄木駅を2番出口から出て不忍通りを動坂方面へ。
いくつかのラーメン屋の前を通過し、8分ほどでTETSUに到着。場所は神名備の斜め向かいあたり。
11時8分の時点で先客は2名。ここは先に食券を買う方式みたいなので、とりあえず店頭の券売機で「強つけあつ」、「味あぶら」、「半味玉OR生卵」の3枚の食券を購入しておく。
11時15分頃になると、店内から中年の女性店員が食券を受け取りに出て来た。この時に「つけのほうはレギュラー麺、味あぶら別皿、生卵」と注文する。「味あぶらは別皿だと味がなじみにくいですが」とのことだったが、こころよく受け付けてくれた。わがままな客でどうもスイマセン…(^^;)。
定刻11時半に暖簾が掲げられオープン。この時にはガードレール沿いに15人以上は並んでいたと思われる。では店内へ。客席は厨房を囲む形のL字型カウンターに8席くらい。店員は先程の女性の他に厨房に男性が2名。BGMは低い音量でサザン。卓上の調味料は、ブラックペッパー、唐辛子、酢、ラー油、そして壺の中には揚げたネギかニンニクみたいなもの(?)が入っていた。
開店前から注文を取っていたせいかほとんど待たずに、まずはあつもりが登場。続いてつけダレ、味あぶら、生卵、つけめんの順に登場した。けっこう卓上が賑やかだ。
強つけあつ(つけはレギュラー麺)(800円)+味あぶら(別皿)(30円)+生卵(30円)
では最初にあつもりから。
こちらは「強麺」と呼ばれる麺。この麺は一日30玉限定らしい。
麺はダシスープのようなものに入れられている。そこにカイワレと白ゴマも。蓮爾とかで極太麺を見慣れてるジロリアンにはそう太く見えないかもしれないが、一般的にはかなり太い縮れ麺。硬めの食感で強いコシ。さすが強麺と名乗ることだけはある。
つけダレは表面に魚粉が浮いた六厘舎に似たビジュアル。酸味や辛味、甘みはほとんど感じないニュータイプ。
つけダレの中の具はチャーシュー2枚、メンマ、刻みネギ、味玉。店頭の貼り紙には「予め味付玉子(半分)が入っております」と書いてあったが、何故か丸々1個入っていた。もしかしてマルジみたいにファーストロットサービス? 味玉は黄身がトロリと絶妙な半熟。
さて、別皿の味あぶら。
これが思ってたよりも量が多い。そのまま一口食べてみると、ただのアブラではなくて辛味を付けてある。なんとなくツナみたいな食感で、酒のつまみで食べてもよさそうだ。少しずつつけダレに投入して味の変化を楽しむ。
あつもりを食べ終わったところで、今度はつけめんに移行。
こちらはレギュラー麺をチョイス。800円で2杯食べられるみたいで、この「つけあつ」というメニューはけっこうお得感があるね。ちなみに麺の量は各々200gずつらしい。強麺よりは若干細いようだが、これも充分太めの部類。こちらには白ゴマが振り掛けられている。
ここで生卵を麺の上に投入。ちなみに玉子はお椀と小皿とともに出てくるので、いろいろな使い方が出来る。このへんも客の目線に立った気配りが感じられる。今回は全卵を投入したが、麺に載せるならば卵黄だけを投入してもいいだろう。
最後に、ある意味一番のお楽しみだったスープ割りをお願いする。するとスープで割られたつけダレとともに焼き石が登場! これこれ、これが見たかったんだよ!
レンゲでそーっと石をつけダレに移す。するとつけダレが俄かに沸き立ち煙が立ち昇る。これは視覚的にもなかなか楽しめるな〜。
接客的にもなかなかいいし、これは行列店になるのもうなずける。ところで店主のブログによると、近々夜の営業を再開するにあたって、アレを意識したラーメンを提供するそうな。券売機に「中華そば」と「ラーメン」が別々に有るのはそういうことだったのか! これはアレ系コレクターの私としては是非とも行かなくてはなるまい。
Posted by musashinonikki at 23:59│
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