2007年02月16日

東池袋大勝軒

大勝軒


いよいよ来月20日に閉店が迫った東池袋大勝軒へ。前回来たのが1998年だったから実に9年ぶりの訪問となる。再開発による閉店のウワサは数年前からあったのでもっと早く再訪したかったのだが、二郎系を追うのに手一杯でとうとうここまで延びてしまった。

閉店の告知


13時15分に到着すると、ざっと見て70名ほどの大行列。平日だからもう少し少ないかと期待していたが甘かった。

行列


並んで10分ほど経ったところで店員が注文を取りに来たので、「もりなま」と「ビール」を注文。まぁ、ビールは店に入ってからでも注文出来ると思うが。しかしまだ前には60人くらいいるはずだけど、ずいぶん早く注文を訊きに来るもんだなぁ。

結局1時間48分ほど並んだところで店内へ。ちなみに14時半くらいには行列にストップがかかったようだ。入店時に入口でコップを渡されるとともに、「ビールはキリンとアサヒどちらにしますか?」と訊かれたので「キリン」と応える。ラーメン屋のビールというと中瓶が多いが、ここは大瓶だ。銘柄はキリンだとラガー、アサヒだとスーパードライ。

冷蔵庫


店内は厨房を囲む形のL字型カウンター8席と、4人掛けテーブルが2卓。9年前のおぼろげな記憶よりもかなり狭く感じた。BGMはフジテレビ。卓上調味料は、ホワイトペッパー、ブラックペッパー、唐辛子、おろしニンニク、酢、豆板醤、ラー油。他に割り箸、爪楊枝、レンゲ、ボックスティッシュなど。

卓上1卓上2


とりあえずすぐにおつまみが登場。これはチャーシューの切れ端、メンマ、刻みネギに唐辛子を掛けたもの。

ビール

ビール(600円)


おつまみ


ビールを飲みながら出来上がりを待つ。しかし2時間近く並んで冷え切った体に、さらに冷えたビールは堪える。ガタガタと震えてしまったよ。

ビールを飲み終えたところで、目の前のガラス戸がガラっと開き、先に麺が。続いてつけダレが登場。

もりなま

もりなま(700円)


つけダレ麺


まずは麺をそのまま一口。ツルツルと滑らかな喉越しだ。続いてつけダレに。甘みと辛味と酸味が一体になった、まさにつけ麺の王道スタイル。今となっては多少古い味となってしまったかもしれないが、ここが無ければつけ麺の発展は無かったはず。ある意味全てのつけ麺は「大勝軒インスパイア」だと言ってもいいのではないだろうか。

つけダレの中の具はチャーシュー2枚、メンマ、刻みネギ、海苔1枚、ナルト、茹で玉子1/2個、生玉子。生玉子はレンゲで麺のほうに移動させて麺に直接絡める。

生玉子チャーシュー


そして最後にスープ割り。ちなみに他にスープ割りを頼んでる客は見かけなかった。

スープ割り


最後は表に出て入口脇でお勘定。以前(山岸店主の現役時代)は自分で器も持っていくシステムだと思ったが、現在は店員が片付けてくれるようだ。

お会計はこちらで


もう一回くらい中華そばを食べに来たいところだが、この行列ではもう無理かなぁ…。

メニュー店内外観

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「特製もりそば」...知れば知るほど、食べたかったなあ〜。
46年の歴史に幕。つけ麺発祥の店、大勝軒をグーグル地図で上空から見てみよう!【グーグル地図で世界遺産巡り〜衛星からの画像〜】at 2007年03月20日 16:59
この記事へのコメント
>東池袋大勝軒
僕ももう一度くらい行こうかとは思っているのですが。
山岸さんが厨房に立たれてない今、
あの行列をかい潜って行く気力は起きませぬ。
なにせほぼ毎日目の前を通り過ぎてる神保町二郎にさえ、
あまりの行列に辟易して1年近くも入ってないんですからw

今日は昨日行けなかった526に行って、味噌 + 豚飯 を食べてきました。
むさしさんが仰る通り二郎度は低かったですが、予想してたよりは美味しかったです。
コクのある白味噌仕立てのスープに、カイエンペッパーとニンニクがよく合いますね。
(「ニンニク入れますか?」とは聞かれなかったんですが、むさしさんの失敗(?)を読んでいたんで忘れずに頼めました)
それとやはり、ここの豚飯は二郎系では一番だと思います。

明日は相模大野でお茶漬けつけ麺か、野猿で3月いっぱいで終了の和風BBのつけ麺を食べに行こうかと思っています。
Posted by アルマ二郎 at 2007年02月16日 22:38
>アルマ二郎さん

私も行列を見て怯みましたが、この機会を逃せば永久に行くことがないと思い並びました。そういえば神保町は私も1年以上行ってないですねぇ。
Posted by むさし at 2007年02月17日 19:50