建て替えの為、昨年6月末を最後に休業に入った京成大久保店。当初は半年後の再開と案内されていたが、なかなか建て替え工事が始まらず、一時はこのまま閉店かとのウワサも流れた。
しかしようやく今年9月10日、無事に営業を再開。いつ行こうかと機会を窺ってたところ、今月から味噌ラーメンを始めたという情報があったので約1年半ぶりに京成大久保の地へ。
駅から「ゆうろーど」を北上。ちょうど東邦大学が学園祭をやってるらしく、大勢の学生らしき集団に混じりながら二郎を目指す。
これはもしかして学生達で行列かと覚悟してたら、二郎に着くと意外や空席有り。
ちなみに店頭の歩道には三角コーンが置いてあって、行列時にはここから並ぶようになったようだ。
なお、建物は当初3階建てで計画されていたが、実際には2階建てになっていた。
では店内へ。券売機は入って左側に。たしかに「みそラーメン」と書かれたピンクの食券が存在。
そこで迷わずそのボタンをプッシュ。なお、価格は休業前よりも各50円値上げされたもよう。
また、何故か「大つけ麺」のボタンは売切表示となっていて、「つけ麺」の食券に現金100円を載せる形となっていた。ここの「大つけ麺」はかなり量が多いらしいので、安易に注文させないようにするためだろうか?
なお、「みそラーメン」にはブタ、ダブル及び大の設定が無いが、現金追加でそれらに対応してるのかどうかは不明である。
店員は店主といつものメガネの女性。BGMはAMラジオ。ちゃんと数えなかったが、客席は厨房を囲む形のL字型カウンターに12席程度か?
卓上にはホワイトペッパー、唐辛子、割り箸、レンゲ。水は給水器からセルフで。券売機の位置が変わった以外は、ほぼ旧店舗の雰囲気を踏襲している。
そういや「二郎」の文字が一際大きい看板も旧店舗と同じイメージだ。
ほどなく店主から小声で「ニンニク入れますか?」と声が掛かったので、「入れて下さい」と応える。すると黒い丼で登場。どうやら黒い丼はみそラーメン専用らしい。周りを見ると、何人かが黒い丼で食べていた。
みそラーメン(750円) ニンニク
麺は休業前とほぼ同じく、ピロピロとした食感で軟らかめ。クタクタに茹でられた野菜とともに、スープがよく馴染む。
そのスープは白ゴマと輪切りの鷹の爪が入った濃厚な味噌味。今まで食べたことのある味噌ラーメンの中では、なんとなく麺徳の味噌ラーメンにスープが似ていると思った。
ブタは2切れ+繊維に沿ってほぐされたものが少々。脂身は無いが、ホロホロとした食感。
途中で卓上の唐辛子を投入。元々鷹の爪が入っているが、やはり味噌と唐辛子は相性がいいね。
二郎で味噌ラーメンを食べたのは、たぶん4年前の野猿の「ドロドロ味噌」以来かな。あとは6年前のめじろ台とか、二郎時代の虎ノ門ぐらいか。
なんでもほぼ同時に松戸でも味噌ラーメンを始めたらしい。今後二郎界につけ麺、汁なしに続いて味噌ムーブメントが到来するのだろうか?
ところで隣のホワイト餃子を見ると、シャッターに閉店の告知が。とうとう食べる機会が無かったな。