前回食べた「火山」が気に入ったので、暖かくならないうちにもう一度食べておこう。ということで富士丸板橋南町店へ。店に到着すると、節電のため看板の照明を落としての営業であった。
さっそく店内に入り「ラーメン」と「生玉子」の食券を購入。そして店員に「火山」でと告げる。さらにこの本に「辛さダブル」も出来ると書いてあったので、そちらもお願いする。また、「しょうがだれ」も先に頼んでおく。
ここで厨房内を見てみると、「火山」用の鍋は全部で6個置かれてあった。ということは前回コメントを頂いた通り、最大6名まで同時に提供が可能ということだろう。しかし周りには誰も頼んでいる客は無し。現在は厨房内の壁に貼り紙が有るだけなので、気づかない客も多いのではなかろうか。
順次、辛味、生玉子、しょうがだれ、コンロが登場。
しばらくするとスープの入った鍋も登場。
そして程なく「ニンニク入れますか?」と声が掛かった。そこで「ニンニクアブラ」とコール。
やはり「火山」だとアブラコールをしても別皿アブラは付かないもよう。
火山(800円) 辛さダブル ニンニクアブラしょうがだれ
さて、今回は前回とは違った食べ方を試してみよう。というわけで、まずは卵黄、胡椒、醤油ダレを麺に掛けて、「富士丸版汁なし」に。あ、黄身がちょっと崩れちゃった。ちなみに余った卵白は鍋に入れて煮込む。
富士丸独特の麺をダイレクトに味わうには、この食べ方は最適じゃなかろうか。
さらに途中でしょうがだれも投入。これまたダイレクトに生姜風味を堪能出来る。
半分ほど汁なし風で食べたところで、鍋のスープを丼に全投入。これで汁なしがラーメンに変身。ところで画像でもわかると思うが、スープの中にはニンニクが丸々1粒入っていた。
続いて今度は辛味を投入。これで辛いラーメンに。
二郎よりも甘みのあるスープに辛味が溶けこみ、これがなかなか絶妙な味わいに。くったりと煮こまれたもやしも相まって、なんとなく「蒙古タンメン」にも似た感じがした。これは「中本」好きにもオススメかも。
最後のほうはやっぱり汗だくに。おまけに辛さダブルにしたのもあってゲホゲホと咳き込んでしまった。