世田谷方面に出掛けたその足で、今年1月以来の辰屋へ。入店して真っ先にホワイトボードをチェック。あったあった。実はこの「夜の部限定」目当てで来たのである。
というわけで早速焼酎の梅割と、つまみナルト、豚珍味を注文する。焼酎は下皿を付けたコップになみなみと。そして梅エキスの入ったボトルも一緒に出てきた。
焼酎 梅割(250円)
店主によると梅エキスはここらあたりの客にはあまり馴染みが無いらしく、梅割りというと梅干が出て来るものだと思われるそうである。「いせや」に行くような客なら知ってると思うが、やっぱ東京東部の文化なんだろうな。
続いて豚珍味とつまみナルトも登場。
豚珍味(200円)
豚珍味は豚足など3つの部位が入ってるとのこと。ただしいつもこの形で出すとは限らずに、1〜2部位のことが多いらしい。皿には芥子が添えられている。
つまみナルト(100円)
つまみナルトは縦切りしたナルトに鰹節を掛けたシンプルなもの。今度自宅でも作ってみようか。
2杯目はぶどう割で注文。焼酎は1人2杯まで。
焼酎 ぶどう割(250円)
ここで割りエキスのボトルを見せて貰うと、天羽飲料製造というメーカーのもの。後で調べてみると、あの「宇ち多”」などでも使われている一品であることが判明。
「ぶどうは多めに入れたほうが旨いよ」という言葉に従って、ちょっと多めに投入する。
さて、酒とつまみだけで帰るわけにはいかないので、当然最後にラーメンを。飲んだあとに辰醤油だとちょっとヘヴィーなので、普通の醤油らーめんにしておいた。
醤油らーめん(600円) ニンニク
少し残しておいた豚珍味も丼に投入。
メンマやネギが入るところが、締めのラーメンとして相性良し。麺はいつもの極太麺。
醤油らーめんを約7年ぶりに堪能した。お勘定は1400円也。
さて、帰りに駅前商店街を歩いてみると、以前「アド街」でも紹介されていた「松陰ジンジャー」が有ったので購入。この時間で売れ残ってるのは珍しいそうだ。
ちなみにこの店は世田谷区で唯一のおでん種専門店だそうである。昔はウチの近所にもあったんだけどなぁ。
松陰ジンジャーは紅生姜が効いて、なんとなくタコヤキにも似た味わいであった。