9月14日にプレオープンしたラーメン二郎新橋店へ。
店名は新橋店だが、最寄り駅と思われる虎ノ門からアクセス。愛宕通りに出て「そば処港屋」のある交差点を左に折れると、すぐに店が見つかった。
ところで港屋というと真っ黒な外観が特徴だったが、いつの間にか白く塗り替えてたんだね。外観からは何屋だか判らないのは相変わらずだけど。
さて、二郎へは駅からは徒歩9分ほどで到着。この時点で店外には10数名の行列。さらには店内にも5名くらい並んでいるようだ。客層は近隣で勤務してると思われるワイシャツ姿の男性ばかりで女性客は皆無。
ちなみに看板をよく見てみると、「ラーメン二」の部分はビルを覆う黒いネットに直接黄色い着色をしてるんだね。こういう仕上げ方も有るんだ。
てなことを考えているうちに列が進み入口へ。カネシ醤油のポリタンクがドアのストッパー代わりに置かれている。ラベルを見ると、販売者がカネシ商事ではなくて株式会社濱寅商店になっていた。
さらに列が進みようやく店内へ。券売機は入って右側に。ラーメン6種類の二郎基本構成に加えて味玉子も有り。小で700円はやや高めな価格設定である。今回は「ラーメン」と「味玉子」の2枚を購入。食券はプラ券ではなくて紙製。
客席は厨房を囲む形のL字型カウンターに7+7=14席。そして3〜4名ほどが座れる待ち客用の長椅子も。また、店内には製麺室も有り。
待ち席にいる時に食券の確認が。店員は麺あげ担当の顎ヒゲの男性、それよりも年長に見える助手役の男性、そして2人を見守る形の池袋店で昔よく麺上げをしていた男性の計3名。
ほどなく助手役の店員から声が掛かったので着席。ここまで並んでから30分ほど。なお、着席する際には空いた席に順次勝手に座っていくのではなくて、店員から案内されてから座るシステムのようだ。
卓上には、ブラックペッパー、唐辛子、醤油ダレ、割り箸。そして1段高いところにレンゲ。水は給水器からセルフで。BGMは無し。
麺あげは池袋や歌舞伎町とは違って、平ザルを使用。見てると基本的に7名分ずつ調理しているようである。
さて、出来上がった。麺上げの男性から「ニンニク入れますか?」と声が掛かった。そこで「入れてください」と応える。無料トッピングの案内は特に見当たらず。
ラーメン(700円)+味玉子(100円) ニンニク
ずいぶん白っぽいスープだな、というのが第一印象。では早速麺を。ストレートでやや角張ったその形状は、池袋店によく似ている。いわゆるチャンポン風。白濁したスープと相まって、なおさらチャンポンのように見える。量は200g〜250gぐらいだろうか。
スープはその色合いからも判るように、クリーミーな乳化系。これも池袋店によく似た味わい。野菜はキャベツ1割くらいの比率。ブタはミシっとした歯ごたえのものが2切れ入り。
味玉は固茹で一歩手前で味付けは薄め。
最近オープンした二郎の中では、いろいろな意味で異色な感じであった。果たして今後、どういう風に進化していくのだろうか。そういえばニンニクが入ってなかったよ?
帰りは新橋駅へ。その途上、なんとなくラーメン新橋店の前を通ってみた。この場所に来たのは7年ぶりくらいだろうか? 店舗右側の駐車場になっている所が、先代(?)のラーメン二郎新橋店の跡地である。
ところで「ラーメン二郎新橋店」で検索すると、結構「ラーメン新橋店」がヒットする。これだとよく知らない人は、間違ってこちらのほうに来ちゃうんじゃないかね?