出掛けたついでに久しぶりに目黒へ。ほぼ4年ぶりの訪問。なかなかタイミングが合わずに、二郎自体もほぼ1ヶ月ぶりの訪問となってしまった。
到着時には8人待ち。前に並んでる客を見ると、みんな手に食券を持っている。ここって先に食券を買うシステムだったっけ? ということで店内に入り券売機へ。4年前とは違って券売機は新しいものに。
ただし価格のほうは以前通りに「小ラーメン」が500円のまま。今年4月の増税でさすがに値上げするだろうと思っていたが、変わらずにワンコインで提供してることには畏れ入る。はたして今後予想される消費税10%時代になっても「ワンコイン二郎」は維持されるのだろうか。
今回も「小ラーメン」の食券を購入し並びへ戻る。ヒマなので店頭を眺めてたら、二郎好きにはおなじみの長島議員のポスターの額の部分に、キン肉マンみたいに「肉」という文字が落書きされていた。長島議員は店主にとって慶大應援指導部の2年先輩らしいのだが大丈夫なんだろうか。もしくは議員が自分で書いたとか?
さて、10分ほどで席が空いたのでカウンターへ。
店員はともに野球帽を後ろ前に被った店主と助手。店主は南海とか近鉄とかのオールドキャップではなくて、そこらへんで売ってるような特徴の無いメッシュ帽だった。なお、BGMはラジオが掛かってたみたいだが、山手通りの騒音に掻き消されてほとんど聴こえず。
ほどなく店主から「お待たせー」と声が掛かり目が合ったので、「ニンニク」と応える。ここは店主に注目してないと、トッピングコールのタイミングを失する可能性があるので注意が必要だ。
ちなみに隣の客は麺硬めで頼んたため着席直後にすぐ声が掛かったが、あいまいな返答をしたので間髪を入れずにそのまま丼を出されていた。そこで結局食べてる途中でニンニクを頼むハメに。
目黒って量的には初心者向けだが、こういったところは初心者にはハードルが高そうではある。それと食べるのが遅いと「残していいですよ」(要は早く席を空けろ)と言われたりとか。
ではラーメンを。
小ラーメン(500円) ニンニク
スープは以前と変わらず、二郎としてはあっさりとした非乳化タイプ。味もやや薄めに感じたので、卓上の醤油ダレを回し掛け。野菜はクッタリとした茹で加減。ブタは小ぶりなものが2切れと少々。麺はなんとなくスカスカとした食感であった。
量も少なくスープもあっさりめなので、最後は4〜5口ほどスープを飲んでごちさそうさま。最近オープンした二郎とは一味違うオールドタイプな二郎を、いろいろな意味で堪能した。