和田町駅 |
駅から徒歩2分くらいで久保商店に到着。なんか古い蔵造りの商店風の外観が凝ってるね。
引き戸を開けて店内へ。11時48分の時点で店内には先客が8名ほど。平日だからもっとガラガラだと予想していたが意外と盛況だ。まずは食券を購入。今回は「ラーメン」(600円)、「特品具(とっぴんぐ)」(250円)、「長ねぎ」(80円)、「ニラ」(80円)、「チャーシュー飯」(200円)と5枚の食券を買ってみた。券売機はもちろん新札対応。
ちなみに上の画像は店頭に貼ってあるメニューだが、これ以外に券売機には「塩ラーメン」(600円)、「特品具(チャーシュー3枚、野菜、味たま、ニンニク、玉ねぎ、のり2枚)」(250円)、「チャーシュー増し」(150円)、「長ねぎ」(80円)、「ニラ」(80円)、「カレー醤」(100円)、「のり」(80円)、「コーン」(80円)、「ウーロン茶」(100円)、「梅ごはん(メニュー名曖昧)」(150円)が確認出来た。なお、中盛は+50円、大盛は+100円。
店内は厨房に面してやや変形なL字型カウンター10席ほどと4人掛けのテーブル席が2卓。店員は青い三角定規と同じ構成(古ぅ〜)。つまり男性2名、女性1名。BGMは槇原敬之がずっと掛かっていた。これは店主の趣味だろうか。
テーブル上の調味料は唐辛し、黒コショウ、特製っ酢(全て表記ママ)。他に水差し、割り箸、レンゲ。ティッシュはカウンターの下に有り。水は1杯目は店員が出してくれる。
あ、そういえば「カレー醤」の食券を買うのを忘れていた。そこで食券を買い足す旨を伝えると、店員がわざわざ券売機で買ってきてくれた(もちろん金は私が払ったが)。
しばらくするとチャーシュー飯、長ねぎ、ニラ、カレー醤が相次いで登場。トッピング類は全て別々の小皿に盛られている。長ねぎはいわゆる白髪ネギ、ニラは「諭吉」みたいに細かく刻まれたもの。
チャーシュー飯(200円)+長ねぎ(80円)+ニラ(80円)+カレー醤(100円)
チャーシュー飯は、ご飯の上にチャーシュー3枚、白髪ネギ、唐辛子を和えたメンマ、刻み海苔、豆板醤。メンマのコリコリとした食感が印象に残った。
続いて特品具が登場。小鉢の中にチャーシュー3枚、味玉、野菜。小皿のほうにニンニク、玉ねぎ、大判の海苔2枚。試しに野菜をそのまま食べてみたら味が付いてるぞ? 後で野菜の下に残っていた水分を飲んでみたらしょっぱかったので、なんらかの味付けがされているようだ。塩を振ってあるのか、それとも塩ラーメンのタレでも掛けてあるのか。
さて、ラーメンが出来上がった。しかしこれで私の前には、水を含めて8個もの食器が並ぶことに(^^;)。わりとカウンターが広めなので窮屈感はなかったが。
麺は中太で量は170gとのこと。中盛で1.5玉、大盛で2玉になるらしい。具はチャーシュー2枚、野菜、刻み玉ねぎ。チャーシューはやや薄く小ぶりでハムっぽい食感。野菜はシャキシャキの茹で加減でもやしとキャベツ半々くらいか。オプションの味玉は黄身が飴色をしていて濃厚な味。これはなかなか旨かった。
スープはわりと普通の豚骨醤油味。二郎よりは家系に近いような。適宜ニンニク、長ねぎ、ニラを投入していく。ところで諭吉もそうだったが、ニンニクとニラという組み合わせは最凶に臭うな(^^;)。
半分ほど食べたところでカレー醤を投入。これはまこぴさんも言ってるように、「カレーパンの具」という表現が一番的を射ていると思った。スープに溶け出していくと、カレーうどんのツユのようになる。あまり辛くはない。
麺やスープなどには取り立てて強い個性は無いが、各種トッピングで自分好みにカスタマイズする楽しみがあるなという印象だった。老若男女幅広く受け入れられそうな店だ。次回は夜に来て、ビールとメンマ、味玉などをつまみながらつけめんを試してみたい。
未食の亜流店制覇のために鶴見へ。 JR鶴見駅を東口に出て、3番のりばから横浜市営バス「13系統・綱島駅」行に乗り込み下末吉国道際で下車する。所要7分、運賃210円。ちなみに「29系統・横浜駅」、「42系統・一の瀬」、「72系統・江ヶ崎」行に乗ってもOK。
鶴見駅
バス停からバスの進行方向にほんのちょっと歩いたところで「盛もり」に到着。そういえばこのあたりって、今は無き「五十六」があった場所にわりと近いんじゃないかな? 五十六は結局行かずじまいだったけど。
看板を見ると店名のロゴが面白いね。店名の横には「太麺背脂系」、脇には「ニンニク」と書かれていた。
11時55分の時点で店内に先客は5人ほど。しかしながら昼食どきということもあって、結構客の出入りはある。客層は場所柄運ちゃんが多いようだ。まずは食券を購入。ラーメンは太麺・背脂、あっさり・しょうゆ、特製みそ、秘伝タンタンメン、盛もりタンメンの5種類。
ここは当然「太麺・背脂ラーメン」(600円)をチョイス。そしてサイドメニューの「ネギチャめし」(350円)、トッピングの「半じゅく味付玉子」(100円)も合わせて購入。券売機は新札対応。
ちなみにまこぴさんが来店した時は「スタイリー」と表記してあったらしいが、今日見たらちゃんと「スタイニー」に直っていた(^^;)。誰か指摘したのだろうか?
席に着き食券を提出。券売機に「お好みでニンニクお入れします。お申し出下さい」と書いてあったので、「ニンニク入れますか?」と訊かれるのかと思ったが特に何も訊かれない。出来上がり時に訊かれるのかと思って他の客を見てたら、やはり訊かれていなかった。そこで店員に「ニンニク入れて下さい」と自己申告。それを聞いた他の客も後からニンニクを頼んでいた。
店員は男性と女性の計2名。女性は背中に「MORI2 STAFF」と書かれたTシャツを着ていた。BGMはJ-POP。店内は厨房を囲む形のL字型カウンターに10席ほど。店はコンクリート打ちっ放しでやや殺風景ではあるが、広めでゆったりとしている。テーブル上にはブラックペッパー、唐辛子、レンゲ、割り箸、ティッシュペーパー。給水器は券売機横の冷蔵庫の上にあるのでセルフで。
太麺・背脂ラーメン(600円)+半じゅく味付玉子(100円) ニンニク
まずはラーメンから登場。麺はやや平べったい太麺。比較的ツルツルとした食感である。量は一般的なラーメン屋並み。スープはいわゆる背脂チャッチャ系豚骨醤油。
具は大判の海苔1枚、チャーシュー1枚、茹でたもやしとキャベツ、刻みネギ。チャーシューは箸で持つと崩れるほど軟らかく味付けも程よい。野菜はキャベツ:もやし=3:7くらいの比率で量は少ない。野菜を増したい場合は、「野菜大盛」(100円)の食券を購入するシステムのようだ。
オプションの味玉は、半熟というよりは黄身は生に近くほとんど液体状であった。白身の部分もプヨプヨしてる。これでよく殻を剥けたなぁ。あ、だから出て来た時からすでに割れてたのか(^^;)。そしてニンニク。これは刻んだものではなくておろしたもののようだ。青緑色をしているのは何故だろう。行者ニンニク?
程なく「ネギチャめし」も登場。ご飯の上には刻み海苔、ナナメ切りの長ネギ、細かく切ったチャーシュー、白ゴマ、そしてマヨネーズが載っている。私はマヨラーでは無いので、ご飯にマヨネーズというのは正直どうかと思ったが、食べてみると別に悪くは無いね。
ネギチャめし(350円)
最後にスープを飲むためにレンゲを手に取る。これがデカッ! 永福町大勝軒よりデカくないか? 下の画像を見ればどれくらいデカいかお判りいただけるだろう。はっきり言って飲みづらかったよ。
帰りは徒歩で戻る。鶴見駅西口まで15分ほどで到着した。思ったよりは近かったな。
今日は珍しくラーメンテーマパークへ。この手の施設に行くのは、数年前に「新横浜ラーメン博物館」に行って以来である。
場所はその新横浜から程近いセンター北。余談だが、「横浜環状鉄道」なんてのが現在建設中なんだね。全然知らなかった。
センター北駅 | |
横浜環状鉄道の概要 | 駅前には観覧車が |
センター北駅の真上には「あいたい」というショッピングセンターがあり、目指すテーマパークはその中にあるという。その名も「ラーメン甲子園」。なんでも全国から選ばれた名門ラーメン7店が、期間限定で味を競い合うという趣旨だそうだ。館内は「甲子園」というネーミングらしく、床にはバッターボックスやダイヤモンドなどが描かれていた。
今回わざわざここを訪れたのは、群馬県代表として「らーめん原点」という店が出店しているからである。実はこの店は二郎を彷彿させるというウワサがあり、前々から気になっていたのだ。しかしラーメン食うためだけに前橋まで行ってられないので、今回の出店はちょうど良い機会である。
エスカレーターを上がって3階へ。ちなみに現在出店しているのは、「札幌ラーメンさんぱち」(北海道代表)、「山形らーめん天童」(山形県代表)、「らーめん原点」(群馬県代表)、「元祖一条流がんこラーメン」(東京都代表)、「尾道らーめん柿岡や」(広島県代表)、「九州筑豊らーめんばさらか」(福岡県代表)、「九州宮崎とんこつラーメン日向屋」(宮崎県代表)の7軒。
さて、お目当ての原点へ早速向かう。店先に券売機があったので、まずは食券を購入。なんかいろいろメニューがあるので迷ってしまうところだが、基本メニューと思われる「原点らーめん三豚」(830円)と、トッピングの「味玉」(100円)を購入する。
なお、豚は「一豚」で1枚、「三豚」で3枚、「五豚」で5枚だそうである。読み方は「いちぶた」「さんぶた」〜ではなくて、「いっとん」「さんとん」〜と読むらしい。ちなみに前橋の本店では、「小豚」とか「大豚」とかのメニューがあるそうな。
11時半を少し回った時点で先客は無し。ただしその後2組ほどのグループ客がやって来た。店内はU字型カウンター13席と、4人掛けテーブル席3卓+2人掛けテーブル席2卓の計29人収容。結構広い。そして厨房は一番奥に。店員は5名ほどで、みんなお揃いの赤いTシャツを着ていた。
店内には何故か北海道日本ハムのカレンダーが
とりあえず一番入口寄りの2人掛けテーブル席に腰をおろす。食券を出すと「醤油・味噌・塩のどちらにしますか?」と訊かれたので、ここは当然醤油を指定。テーブルには空のコップ、水差し、割り箸、爪楊枝、ティッシュペーパー。調味料類はホワイトペッパー、醤油、ラー油、酢が置かれてあった。
ここで壁に気になる貼り紙を発見。「おろしニンニク 豆板醤をご希望の方は、係りまでお申し付け下さい。」 ひょっとして食券を出す時にコールしなければいけなかったのか?
そこでラーメンが出て来た時に「ニンニクと豆板醤をお願いします」と言うと、おろしニンニクと豆板醤の入った容器を持ってきた。これは本来ラーメンに入れられて出るものなのか、元々こういうスタイルなのかは不明である。
さて、食べよう。
まずは麺を下から引っぱり出す。縮れのある太麺で硬めの食感。堀切系に良く似ている。量は200gとのこと。店の謳い文句をそのまま書くと、「昔ながらの粉で練った麺は、胚芽が入って栄養価も高く、モチモチとした歯ごたえのある太麺」だそうである。そして「3度食べれば、あなたもトリコになるはずです」という、どこかで聞いたことがあるようなフレーズも(^^;)。
具は豚3枚、細切りのネギ、キャベツ、もやし。なんか昨日も似たようなものを食べたなぁ(^^;)。野菜類はネギの比率が高く、もやし、キャベツは少なめ。なお、キャベツは生のようだった。
ブタは、これも謳い文句をそのまま書くと、「極上の榛名豚を使用したやわらかジューシーチャーシュー」とのこと。しかし味付けは薄く脂身多めで、そこらへんの店のチャーシューと大差無いような気がした。やはり二郎のブタに匹敵するようなものはなかなか無いもんだなぁ。
スープは表面に細かい背脂が浮かんだ、いわゆる「背脂チャッチャ系」といった趣き。しいて言うとフーズ系に近いか? トンコツの他に鶏ガラも使っているらしい。オプションの味玉は半切り×2。黄身が少し半熟気味で味付けは普通。
う〜ん、これは果たして二郎を意識しているラーメンなのか? 全く影響を受けて無いとは思わないが、いわゆる「二郎インスパイア系」というカテゴリーには個人的には入らないと思った(ただしブログ上は一応インパイア系にしたが)。最後にスープまで完飲すると、丼の底に「原点」という文字が登場した。