13時40分頃の到着で店内に先客は4名。店内は壁に面して両脇に椅子が6脚と真ん中に立ち食い用のテーブル。水は給水器からセルフで。注文は前からここに来た時には頼もうと決めていた「もりあわせそば」(470円)にする。これは「小エビ4個、イカ天入り」と、「小エビ3個、イカ天、ナス天入り」を選べるようなのでナス入りのほうを選択する。
ここは立ち食いながら注文を受けてから天ぷらを揚げるシステムのため、代金を払ったあと出来上がるまでしばし待つ。店員は揚げ物専任のおじさんと麺茹で担当のおばさん。どうやら夫婦らしい。
受け渡し口の脇には天かすが置いてあり入れ放題。また右側にはポットが置いてあったが、中には蕎麦湯が入っているだろうか。今回はどちらも使う予定は無いが。なおテーブル上には唐辛子と擂り器付きゴマが有り。
もうすぐ天ぷらが揚がるのだろう。おばさんがそばを茹で始めた。茹でると言っても生麺ではないので、湯通しと言ったほうが正確か。ちゃんとお湯で丼も温めている。
さて出来上がった。おおっ! 予想以上の天ぷらの量だ。内容は小エビ4個、ナス天3個、大きなイカ天1個。貼り紙にはナス入りは小エビが3個と書いてあったが1個多い。そしてナスも半分と書いてあったが3個入り。これで470円は激安。かけそばは230円なので、天ぷらはわずか240円ということになる。
天ぷらは揚げたてなのでもちろんサクサクでアツアツ。さっきは辛さで汗をかいたが、今度は熱さで汗が出た。出来るならばそば抜きで注文して、ビールか日本酒と一緒につまみたいものだ。いわゆる「天ぬき」ね。
13時過ぎに到着すると店の前に4人ほど行列。並んでいると店員が出てきて注文を訊かれた。入口の脇にメニューがあったので、それを見ながら「ジャポネ」(510円)を大盛り(50円増)で注文。そしてネーミングに惹かれたので(^^;)、「別盛」(50円)も合わせて注文する。ちなみに別盛とは事前リサーチによると、コールスロー増しのことのようだ。
数分で席があいたので店内へ。席にはすでにコールスローの入った小皿が2つ用意されていた。1つはデフォでスパゲティーに付いてくる小さいもの、もう1つは別盛分の大きめのもの。
別盛(50円)
とりあえず出来上がるまでこれをつまむ。中身はコールスローというよりはキャベツの酢漬けと言ったほうがよさそうだな。キャベツ以外は何も入ってなかったし。ところで他の客で別盛を頼んだ人を見ると、キャベツは大きい皿のみが供されているようであった。ひょっとして私の小さい皿のほうは下げ忘れ?
店内は4人掛テーブル3卓+2人掛テーブル1卓の計14席。カウンター席は無し。カウンター席のみのジャポネと較べると、ちょっと喫茶店風の小洒落た雰囲気だ。客層は近隣の会社員が中心で個人客が多い。そのため席は全て相席。テーブルには粉チーズ、タバスコ、食塩が置かれていた。
さて出来上がった。一目見て感じたのは、「意外と少ないな」。ジャポネはたしかレギュラーと大盛りでは違う皿だと思ったが、ここは同じ皿を使っているようだ。
ジャポネ(510円)+大盛り(50円)
まずは一口。麺はジャポネよりも太いような気がする。ちょうど池袋二郎のような感じ。具は豚肉、マッシュルーム、タマネギ、ピーマン。ジャポネだと椎茸が入っていたが、こちらはマッシュルームが入っている分洗練度が高いような。
そして量はジャポネよりも明らかに少なくて、少々物足りなかった。ジャポネみたいに大盛りの上は無いのかのぅ。会計は手元の計算書を持って入口のレジで後清算。これも喫茶店スタイルだな。ジャポネに較べるとB級度は低く上品な印象だった。
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ちなみに店頭には、サンドイッチなどのテイクアウトコーナーがあった。目に付いたものを列挙すると、メンチカツドッグ(220円)、ナポリタンドッグ(200円)、やわらかカツサンド(240円)、ロースハムトースト(220円)、ベーコンエッグトースト(220円)、チーズオムレツトースト(220円)、BLT(320円)、ハム野菜デニッシュ(240円)など。こちらはテイクアウト専門のようで、店内で食べている人はいなかった。