「梵天」や「基乃」、「岩男」、そして掛川の「
純太」などを手掛けているらしい「まっち棒」が、ついに池尻本店でも二郎インスパイアラーメンを始めたというので行ってみた。ちなみにまっち棒は今はなき豪徳寺店には何度か行ったことはあるが、本店は初訪問となる。
田園都市線池尻大橋駅から、玉川通りを三軒茶屋方面に6分ほど歩いて15時50分頃に到着。店はどう見てもラーメン屋には見えないモダンアートな外観。まるでバーかカフェかと見紛う。
では店内へ。客席は見えた範囲では入って右側にカウンター席が8席と左側に10人掛の大きなテーブルが1卓。半端な時間帯ということもあって、先客は3名。とりあえずカウンター席へ座る。椅子が高くてなんだか落ち着かない。
すぐに店員から水と紙お手拭が登場。なんだかこれも喫茶店というかカフェっぽい。なお、水のおかわりはテーブルの水差しからセルフで。
さっそくテーブルに置かれたメニューを見てみる。基本的に「和歌山ラーメン」と「ブタヂルラーメン」の二本立てのようだ。お目当ての「ブタヂル」のほうは醤油、味噌、そしてそれらのつけ麺という構成。さらにトッピングによるバリエーションがいくつか。
とりあえず基本の「ブタヂルラーメン」と「味付半熟玉子」、「早すし」を注文。すると女性の店員から「ニンニクのトッピングはどうされますか?」と訊かれたので、「入れて下さい」と応える。店員は調理担当の男性と、接客担当の女性の計2名。BGMはプロジェクターにJ-POPなどが映し出されていた。
まずは早すしが登場。これは和歌山ラーメンではポピュラーなサイドメニューらしい。要は鯖の押し寿司だ。ラーメンが出来上がるまでつまみながら待つ。
早すし(150円)
さて、出来上がった。丼は金属のトレーに乗って登場。レンゲは丼の下に隠すように置かれてあった。
ブタヂルラーメン(650円)+味付半熟玉子(100円) ニンニク
具はチャーシュー、茹でたもやしとキャベツ、刻みニンニク。完全に二郎と同じ構成である。では、まずは麺から。わりとモチモチとした食感の平太麺。ボソボソ感こそ無いが、他の梵天系の麺よりもそこそこ二郎に近づいているような気がした。量は220gらしい。
野菜は軟らかめの茹で加減でかなり熱々。もやし7:3キャベツくらいの比率で量は少なめ。ちなみに+50円で「大盛野菜ヂル」というメニューがあった。味噌やつけ麺で、野菜大盛に出来るかどうかは不明。
チャーシューは1枚入り。軟らかく味付けも程よいが、「ブタ」ではなくていわゆる普通のチャーシュー。オプションの味玉は、黄身が流れ出すほどの半熟具合。
スープは表面に液体アブラが浮かぶものの、比較的あっさり。ただし豚肉のダシはまずまず出てるように感じた。なお、テーブル上の調味料は、カウンターから一段低くなった場所にブラックペッパー、紅生姜、唐辛子入りのおろしニンニク。
途中で紅生姜を入れてみる。二郎と紅生姜というと、上野毛のJiro Dayで一度食べたことを思い出した。あと、新代田でも一時期トッピングであったはず。
想像してたよりも結構二郎度が高く思えた。今まで食べたインスパイアの中では一番似てたかも。営業時間も長いので、代用品として役に立ちそうではある。ただし大盛は別料金なので、梵天などよりコストパフォーマンスでは劣るかな。
最後レジで会計。都合900円也〜。
Posted by musashinonikki at 20:41│
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ほったらかしにいしていたネタをやっとアップ。
雨の中、昼飯にまっち棒@池尻へ。
営業時間変更になってから初訪問だ。と言うか、
新装開店仕立ての頃('99.12)から数えて2回来たきりだったりする。
今回足を運んだ理由は、なんと言っても ブタヂルですね。
二郎風...
MATCH-BO@池尻【ラーメン通信 By Tkz】at 2006年04月25日 02:44